にわかに盛り上がっている話題ですので、過去だいぶ長いこと使ってきた雑感を。

率直な感想で、5000円近く出すほどの価値ではないと思いますが、再販されて2000円代くらいに落ち着くのであればレガシー民的には「2枚程度」抑えておいたほうがいいかと思います。


そもそも漁る軟泥は、その能力の関係上多量の緑マナを消費します。(緑の薄いタルモデッキに1枚だけ刺されるパターンもありますが、これはミラーマッチや対ビート戦を見据えてのことなので、最大限に能力を活用する方向性とは異なるといえます。)


マナを大量に用意する方法は基本的に2つ

1.土地を伸ばせる低速デッキにする
2.マナランプスペルorマナクリーチャーでマナを増やす

どちらも当たり前の話ですが、上記に落ち着くかと思います。

1に関して。
低速デッキにする為には必然的にマッチが長引いて強い構成にする必要がある、すなわちアドバンテージ源の確保が重要になります。となるとどうしても青を絡めた構成が必要になり、青緑+αのデッキ構成になるかと思います。
RUGカラーは明らかに攻めに終始するデッキですし、バンドカラーもやはり中速で攻めるべきカラーになるでしょう。となるとBUGカラーのヘビーコントロールでワンチャンスですが、この構成であれば、無垢の血やら破滅的な行為で完全に場をさら地にした後ジェイスとリリアナで蓋をした方が強そうです。つまるところ、土地を伸ばすコントロールデッキにおいて軟泥の居場所を探すのは難しいのではないかと思われます。

2に関して。
主な軟泥の利用先はこちらでしょう。マナクリ、マナランプ、共にハンドを消費する為アドバンテージ的な面では劣勢になりますが、逆に言えばそのターンのマナをハンドではなく軟泥につぎ込むことが可能です。そんな面で、Maverickにドンピシャな生物なのは言わずもがな。今のレガシー環境で現実的なランプスペルである老練の探検者を積んでいるNic fitでもかなり有効な相棒足りえると思います。
とはいえ、このデッキどちらも緑頂点ガン積みのサーチ前提デッキ。軟泥もさほど必要ありません。


今のレガシーで現実的に軟泥を活用するのであれば、
1.タルモ4積みデッキの1枚を軟泥に差し替える
2.Maverick Nic fitのようなマナ加速+サーチのある生物デッキに1~2枚指す

この辺に収束するかと思います。間違ってもタルモ見たく「とりあえず4枚」から始めるカードではありません。非常に便利な生物ですがうまく活用するにはしっかりと土台を組んであげる必要があります。なので2000円代で2枚買えればいいかなといった価値だと僕は考えました。

コメント

とけいまわり
2013年5月16日0:03

でも光らせるんですね、わかります

nophoto
Pinokie
2013年5月17日16:14

That’s really thinking at an ipmressvie level

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