どうも僕です。まだ週が始まったばかりですが、終末な昨今いかがお過ごしでしょうか?


今回書きたかったことは、日記のタイトルにあるとおり、AVR発売後、GWに帰属したmaverickについてです。
レシピはそこら中で見れるはずなので割愛しますが、大体のレシピで共通するのが、

ルーンの母
マナクリ
サリア
聖遺
をガン積み。

その他、ゼニスでもって来れる便利枠を1~2枚ずつ。石鍛冶は使わず十手2枚に森知恵2枚、剣鍬4枚で終了、みたいな感じ。罰火maverickの時に比べたらずいぶんと前のめりなデッキになったもんです。終末とか怖くないのこれ?みたいな。


で、半年以上ずーーーっとmaverickを使ってるくせに、今のmaverickに対して本気で悩んでわかんないことなんですが、


『これだけテンポテンポいいながら押すデッキなのに、なぜわざわざテンポロスする緑頂点を積む必要があるのか?』


これに尽きます。

そもそも緑頂点は、
1ターン目ランパンが強い
どこでもクァーサルが強い
聖遺が疑似的にいっぱいで強い
ガドック、スクリブ、スラーンが一枚差しで強い

こんな感じでしょうか。ぶっちゃけて思うのですが、この利点のうち『前のめりに押す』上で強いのってランパンだけじゃないですか?そもそもそのランパンもデッキが軽くなりすぎて昔ほど恩恵が受けずらくなりましたし。

その他の利点ははあくまで『受け』としての強さであって、僕が思うに緑頂点って攻めでなくて受けのカードだと思うんです。3マナでクァーサル持ってきて、1マナ起動で相手の置物割ってとかやってるくらいなら、ナカティルとか赤奇跡でガンガン押していったほうが理にかなってません?maverickって器用な分攻め手に欠けることもあるデッキなんですよ。


2年前を思い出してください。緑頂点の前身ともいえる適者生存が環境にいた頃、蔦ばかりに目を取られていたと思いますが、スクイーを使ったツールボックス型のデッキも確かに存在していました。僕が思うに、頂点はスクイー型の真似こそは多少なりともできれど、蔦型の適者のように相手を倒すために攻めるために使えるカードじゃないはずなんです。


それもこれもすべての元凶はサリアだと信じてやみません。メインから投入できるスペック。腐りにくい能力。生物。確かにmaverickの為に存在しているクリーチャーだと僕も始めてみたときは思いました。しかしながら、サリアを入れることによりデッキの生物の割合は増え、その能力を活かすためにデッキは高速化し今に至ります。もとよりタフネスの低い生物が多いmaverickは以前にまして赤いデッキがきつく、ボードに干渉することに特化したコントロールにもつらくなります。

ぶっちゃけ白奇跡とかよりも何よりもサリアを刷って欲しくなかった。maverickがtier1にいることは嬉しいことですが今のmaverickはそのコンセプト自体にゆがみ、というかなんというかしっくりしない物が感じられてどうしていいか分からないところです。

コメント

kenon
2012年5月15日22:10

ちょっと長いですが失礼します。
『前のめりに押す』上で強いのってランパンだけ、で十分ではないでしょうか?
これより2t目に3マナ出る状況を高確立で作れ、聖遺を叩き付けるor複数の呪文を唱えることができる強さ(早さ)をマーベリックが出せるのではないでしょうか?
でも、それを実現するために、貴族の教主4+α(ラノエル・バッパラ)4を採用しますか?
ノーですよね?
腐り辛く柔軟な動きもできるゼニスを採用することで、スピード+安定性という強さをゼニスは提供してくれるのではないでしょうか?

ボードに干渉することに特化したコントロールって気になるほどいないと思います
気にし過ぎかと

きょうじゅ
2012年5月15日22:37

いえ、持論ですが今であればマナクリ6、森知恵を追加で1~2枚、の方がよほどデッキコンセプトには適していると思います。デッキとしての強さが時間とともに落ちる構成の為、早く、より早く相手を倒さなければならない今のコンセプトで、余分な1マナを払ってる場合ではないと思いますし。
マナクリが無駄になったとしてもよっぽど森知恵で引き増した方が強いはずです。同型は特に森知恵の有無で勝負が決まりますし。特にRUG系を相手にするとき、東屋の使えなさっぷりと頂点の重さはしんどいです。

それならzooでも使えと、maverickでなくていいという考えになるかもしれませんが、その矛盾こそが今自分が感じてるしっくりこなさ加減だと思います

Jozef
2012年5月15日23:11

私はマーベリックはアグロ寄りの構成ながらもある程度の汎用性を確保した、バランスの良いデッキと言う印象が強いです。
そもそもテンポ系だからよりアグロに、コントロール系だからよりアドを稼げるように、などと言った、思考の制約は持つべきではないです。
マーベリックのある種の中途半端さこそが、環境に合ったアグロさと、プレイングの幅をもたらしているのだと思います。

もちろん、汎用性とは逆ベクトルの、尖った構成もまた良い選択肢の一つです。
きょうじゅさんの好みは、汎用性よりも尖った構成なのかも知れませんね。

きょうじゅ
2012年5月15日23:25

デッキを構築する上での好みの違いは大きくありそうですね。
今のmaverickは大体のデッキにメインで微有利~微不利で落ち着き、それぞれにサイドを3~4枚程度(コンボはもう少し多いかもしれませんが)入れることで構成されています。大きな大会で何に当たるか分からない場合は広くデッキの幅を持たせるのが通例です。
僕の場合、自分のこれまでの経験上どうしても、メインでトップメタ一つに対して7:3、8:2をつけられる構成にする代わりにどこか一つにメインで2:8つけられても仕方ない構成で組んだ方が総合的に勝率が高かった経験から、今のデッキが、有り体に言えば『気に入らなかった』のかもしれません。

しもべの一人、H
2012年5月15日23:49

 正直、環境ののMarverickのコンセプトときょうじゅさんのデッキ思想に違いが問題(?)であるのではないかと思います。

 あくまで私の考えですが今のMarverickは「前のめり」なデッキではないとおもいます。
 Marverickは確かにGWの生物デッキですが、従来のメロンと呼ばれるようなGWアグロビートではなく、コントロールビートであると私は考えています。
実際、打点となるのはKoRぐらいしかいないのが現状ですし。
ビートとは言えないぐらいその他の生物はサイズが小さく、当然攻めても遅いです。
 妨害要素を持つ生物を多数展開しながらビートしていく。かつ、盤面に対して柔軟な動きを取っていく。それが、少なくとも今のMarverickの形であると思うので、GSZはテンポロスとはいえ、よくデッキとマッチしていると思います。
寧ろ、GSZの存在がMarverickというデッキを体現していると思います。
 まぁ、より環境に適した変遷が好きになれない、というのは愛着があるからこそでしょうね。
 BigZooが出てきた時にZoo使いの方が「なんか嫌い」って言っていたのと同じ感じですねw

きょうじゅ
2012年5月16日1:03

zoo使いこそ『前のめり』を好む人が多そうですものね。ゼニスzooは戸惑いがあってもしょうがないですよね。

如何せん最近までアドアドしたPW入りの罰火maverickが大好きでそればっかり使っていたので、同じようなカード使ってこうも方向性の違う構築してるのがうーんと思っていました。
後はバントサバイバルを以前使ってた頃にラスゴ入りLSに本当に苦い思いをさせられ続けた事があって、丁度今の終末環境にリセット後きついことが予想されるこの構成がしっくりきていなかったのもあると思います。

さて、どうしても終末で一掃された後、石鍛冶ジェイスでどや顔される状況は避けたいです。サイドのスラーン、ペスは確定としてもどうしても対策が足りない気がします。
今、終末用の独楽対策と一定のコンボ対策としてファイレクシアの破棄者を今考えていたので、妨害をしながらビートしていくというこのコンセプトにも合っていると思うので少し大会などでも試してみたいと思います。



篠塚理穂(♂)
篠塚理穂(♂)
2012年5月16日10:04

蔦サバイバルで消えた当時のmaverickと比較するのも面白そうですね。

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