最近の流行とメタ変遷を見て。【デッキ選択】
2010年9月21日 レガシー コメント (6)自分なりに考えたことなので書いておこうかと思います。
エタフェスも終了しミラディンの発表を待つ昨今、現レガシーを普段よく使うバント視点から見て思ったことがありました。昔から当たり前に言われてきたことですが「緑への風当たりの強さ」が最近さらに強くなってきたってことです。
今までレガシーにおいて「メインボード黒」という選択が他の色に比べて若干敬遠されていた(と個人的には感じていました)ものが、各種コンボの増加(S&T、Hivemind、ETC...)、相も変わらずのタルモ聖遺ゲーの増加を受けて「思考囲い、非業の死、破滅的な行為」と的確な選択肢を持つ意味で、黒の環境に対する強さが出てきのではと思います。
チームアメリカとテンポバントを比べた時、打点の決定的な差を生み出す聖遺の騎士が非業の死の前に全く意味をなしません。（プレイングでどうこうは後で書きます。）
ハンデスの有無はワンミスで死ぬデッキに対しての耐性が全く違います。オーダーに対して、Willのみか非業の死があるか。ビートに対して爆薬のみか破滅的な行為か。
最強の除去StPを有するのがバントの最大の利点だと思いますが、現環境でメインのクリーチャーはほぼ燻しで対応できますし（忍びくらい？）、生贄系除去であるところの翼の破片と悪魔の布告の使い勝手は一目瞭然。
PWの差としてエルズペスの強さは誰もが知っている点ですが、大渦の脈動の存在がPWの差を埋めます。
バント側が確定的に有利な点として、貴族の教主と基本地形を用いたマナ基盤の安定性が挙げられますが、以前よりも2マナランド系のストンピィは減少し、明らかに血染めの月が貼られる機会は減少したことによるアメリカの即死率は減少したといえます。
と、ここで終わってしまったらただのネガキャンしただけでお前のDNに何の意味があるんだよって話になってしまうので、「黒」が強い環境を逆手にとって自分も環境に対して強いデッキ構成を考えたいと思います。
繰り返しになりますが現環境でケアしなくてはならない点として、
を個人的にあげます。
・部族、タルモ、聖遺、S&Tコンボは上記の黒を使うことで解消できるでしょう。
というわけでまずカラーの一つに黒は確定。
・「きょうじゅさん、最近ヴェンディリオン使いすぎでしょwwww」
この前のホビステでも言われました、確かに最近ヴェンディをすごく使っています。でも、これは僕なりのバントカラーでのジェイス対策だと思っています。
どうしても速攻や火力、手札攻撃を持たないバントは、さら地でジェイスを出されてしまうとそれだけで相当きついことが結構ありました。少しでも状況を打開するために、瞬速+相手のジェイスがブレストした場合ではワンパンで破壊できるヴェンディリオンは、青を使うのであれば個人的には今他の何のカードを差し置いてでも入れなくてはいけないカードだと思っています。
（仙台は特に赤、Zooが関東よりも少ないので、ヴェンディリオンは本当に強いです。さすがに関東みたくZooがいっぱいいるところでは変えるでしょうが。）
後は分かりきっていますが、Willはコンボに強い。
S&TコンボをメタにしたいならばWillを入れるために青を濃くしたカラーがいいと思います。
ただ、以前にも述べましたが現状の仙台ではコンボがあまりいなくクロックパーミッションのジェイスは大量にいる環境なので、どちらかといえば黒に寄せて手札破壊を増しておいたほうが相性がいいかと思います。僕は最近Willを切るのが好きなので、その考えに毒されているかと思いますが。
で、青黒まで色は決まったのですが、もう一色。
非業の死を最大に生かすのであれば緑でなく白、、、もしくは赤だと思います。
ただし、緑を使う人と当たった場合、相手もサイド後は非業の死を警戒して不用意にクリーチャーを多数展開するとは思えません。
そのため、非業の死にばかり固執して憤死するくらいなら、汎用性の高い破滅的な行為が積める緑が正解なのかもしれません。が、それではアメリカと同じになってしまうのであくまで今回は緑は切ります。
・白…StP、PtE、名誉回復、エルズペス（WWが出ないと思うのでちょっと微妙）。盤面のコントロールはかなりいい感じ。ヨツンの兵卒によるタルモ、聖遺対策。翻弄する魔道士でタルモ、聖遺指定などなど。
・赤…稲妻、火/氷など部族戦はとても強い。確定除去が終止なのでマナバランスが心配。
赤ブラストを積めるので、対青ではめっぽう強いんじゃないか?
セドラクシスの死霊が個人的には結構強いのではないかと思う。
というわけで、今は緑を狙い打てて青にも強いデッキを作成中。青黒赤とか面白いんじゃないんだろうか。
どうしても捌かないといけない低マナ域の置物（相殺）がほとんどなくなったので、グリップが必須でなくなったのも緑を抜いてもいいんじゃないかと考えさせてくれる。
どちらにしても、緑に比べてクロックが弱くなるので墓忍びなどの併用が欠かせなくなりそう。
エタフェスも終了しミラディンの発表を待つ昨今、現レガシーを普段よく使うバント視点から見て思ったことがありました。昔から当たり前に言われてきたことですが「緑への風当たりの強さ」が最近さらに強くなってきたってことです。
・魚に黒タッチが標準装備になった
・チームアメリカの復権
・破滅的な行為がメタ的にぶっ刺さる
・それでもみんなタルモ、聖遺が大好き
今までレガシーにおいて「メインボード黒」という選択が他の色に比べて若干敬遠されていた(と個人的には感じていました)ものが、各種コンボの増加(S&T、Hivemind、ETC...)、相も変わらずのタルモ聖遺ゲーの増加を受けて「思考囲い、非業の死、破滅的な行為」と的確な選択肢を持つ意味で、黒の環境に対する強さが出てきのではと思います。
チームアメリカとテンポバントを比べた時、打点の決定的な差を生み出す聖遺の騎士が非業の死の前に全く意味をなしません。（プレイングでどうこうは後で書きます。）
ハンデスの有無はワンミスで死ぬデッキに対しての耐性が全く違います。オーダーに対して、Willのみか非業の死があるか。ビートに対して爆薬のみか破滅的な行為か。
最強の除去StPを有するのがバントの最大の利点だと思いますが、現環境でメインのクリーチャーはほぼ燻しで対応できますし（忍びくらい？）、生贄系除去であるところの翼の破片と悪魔の布告の使い勝手は一目瞭然。
PWの差としてエルズペスの強さは誰もが知っている点ですが、大渦の脈動の存在がPWの差を埋めます。
バント側が確定的に有利な点として、貴族の教主と基本地形を用いたマナ基盤の安定性が挙げられますが、以前よりも2マナランド系のストンピィは減少し、明らかに血染めの月が貼られる機会は減少したことによるアメリカの即死率は減少したといえます。
と、ここで終わってしまったらただのネガキャンしただけでお前のDNに何の意味があるんだよって話になってしまうので、「黒」が強い環境を逆手にとって自分も環境に対して強いデッキ構成を考えたいと思います。
繰り返しになりますが現環境でケアしなくてはならない点として、
・魚を始めとする部族
・タルモ、聖遺の2大緑クリーチャー
・S&Tコンボ
それプラス
・ジェイス
を個人的にあげます。
・部族、タルモ、聖遺、S&Tコンボは上記の黒を使うことで解消できるでしょう。
というわけでまずカラーの一つに黒は確定。
・「きょうじゅさん、最近ヴェンディリオン使いすぎでしょwwww」
この前のホビステでも言われました、確かに最近ヴェンディをすごく使っています。でも、これは僕なりのバントカラーでのジェイス対策だと思っています。
どうしても速攻や火力、手札攻撃を持たないバントは、さら地でジェイスを出されてしまうとそれだけで相当きついことが結構ありました。少しでも状況を打開するために、瞬速+相手のジェイスがブレストした場合ではワンパンで破壊できるヴェンディリオンは、青を使うのであれば個人的には今他の何のカードを差し置いてでも入れなくてはいけないカードだと思っています。
（仙台は特に赤、Zooが関東よりも少ないので、ヴェンディリオンは本当に強いです。さすがに関東みたくZooがいっぱいいるところでは変えるでしょうが。）
後は分かりきっていますが、Willはコンボに強い。
S&TコンボをメタにしたいならばWillを入れるために青を濃くしたカラーがいいと思います。
ただ、以前にも述べましたが現状の仙台ではコンボがあまりいなくクロックパーミッションのジェイスは大量にいる環境なので、どちらかといえば黒に寄せて手札破壊を増しておいたほうが相性がいいかと思います。僕は最近Willを切るのが好きなので、その考えに毒されているかと思いますが。
で、青黒まで色は決まったのですが、もう一色。
非業の死を最大に生かすのであれば緑でなく白、、、もしくは赤だと思います。
ただし、緑を使う人と当たった場合、相手もサイド後は非業の死を警戒して不用意にクリーチャーを多数展開するとは思えません。
そのため、非業の死にばかり固執して憤死するくらいなら、汎用性の高い破滅的な行為が積める緑が正解なのかもしれません。が、それではアメリカと同じになってしまうのであくまで今回は緑は切ります。
・白…StP、PtE、名誉回復、エルズペス（WWが出ないと思うのでちょっと微妙）。盤面のコントロールはかなりいい感じ。ヨツンの兵卒によるタルモ、聖遺対策。翻弄する魔道士でタルモ、聖遺指定などなど。
・赤…稲妻、火/氷など部族戦はとても強い。確定除去が終止なのでマナバランスが心配。
赤ブラストを積めるので、対青ではめっぽう強いんじゃないか?
セドラクシスの死霊が個人的には結構強いのではないかと思う。
というわけで、今は緑を狙い打てて青にも強いデッキを作成中。青黒赤とか面白いんじゃないんだろうか。
どうしても捌かないといけない低マナ域の置物（相殺）がほとんどなくなったので、グリップが必須でなくなったのも緑を抜いてもいいんじゃないかと考えさせてくれる。
どちらにしても、緑に比べてクロックが弱くなるので墓忍びなどの併用が欠かせなくなりそう。
コメント
適者さえ置ければ、大体のゲームには勝てます。
チメリカには、教主スタートかつ基本土地サーチでOK。
ただ最近の黒で強いのが、除去をひたすら連打してくるタイプと思っていて、自分もグリクシスで組んでますが、大口・蒔き・燻し・炎渦・稲妻あたりを連打する戦略は、ZooにもBantにも効果的で意外に良いです。
セプターを少量取るのも有効でしたね。
まあ、そこに不毛・もみ消しまで入れたのはやり過ぎでしたが。
是非、お試しを。
もっと早くに黒コンを育てるべきでした；
考えることみんな一緒ね＼(^o^)／
まぁ...俺は大会出ないけどな！
自分もグリクシスで組むとしたらそんな感じになると思います。
稲妻、終止、炎渦(関東ほど需要はないのでサイドかも)、大口、マラキール門番辺りの除去を詰め込みまくって、囲い、Hymn、ヴェンディ辺りで手札を責める。
BB、UUのダブルシンボルが多く、マナ拘束がかなりやばいことになると思うので、不毛は難しそうですね。逆に自分が事故りそうです。
セプター、面白そうですね。1～2枚程度でしょうが火/氷、渦まく知識上りが刻印できれば簡易ジェイスが出来上がりそう。
BantSurは、ロウクスが仙台の環境にあまり適していなくて(Zoo、部族戦では強いのだけど、仙台のマジョリティーであるBantなりアメリカなりのクロックパーミ相手にサイズ負けしてしまう。)聖遺の騎士を入れようとしたんですが、不毛のない聖遺はそれはそれでサイズが満足いく結果に行かず、不毛入れたら自分が事故ったみたいな状況でここ最近離れていた次第です。悪斬がかなりの戦力になるのがわかったので、メイン1枚差しを一番効率よく使えるサバイバルは非常に魅力的ではあるのですが。
あと、最近若干ではありますが破滅的な行為の使用頻度が上がってきているのも少々引っかかってはいるところです。
身内の先輩にレガシー始めてから黒しか使ったことないっていうくらいの偏った人がいるもんで、あまり黒使ってなかった僕でした。
数か月前にギデオンが出た当初のPWCがレガシーでも流行していた頃、LSもかなりいたのでその頃は黒はきついなぁと思っていたのですが、ここ最近Zoo魚のように横に広げるデッキや、緑の大型クリーチャー少数に打点のすべてを担うNHのようなバントが幅を利かせる環境であれば、クリーチャーボードコン力が非常に高い黒はかなりきているのではないかなと思っています。
かぶったｗｗｗ
ていうか、気分が乗ったときでいいので遊びに来なさいｗ