【バント】呪文嵌めと無効について【サバイバル】
2010年3月1日 レガシー コメント (5)お前、ア○ル叫びたいだけと違うのかと。
大会後から少し気になっていた内容を。
以前《呪文嵌め》がその時のメタに合わせて変遷する枠、といった内容を少し書いた気がします。よりアグレッシブに攻めるために《梅沢の十手》や、対コントロールに重きをおいて《呪文詰まりのスプライト》や《ヴェンデリオン3人衆》など。
たかが3枚の枠ですが、されど3枚。大会に出た人は体験したこともあるかもしれませんが、「あー、このカード入れなきゃよかった。」「直前まで悩んだけど、選択肢間違った」などなど。この選択でその日の勝敗が大きく変わるといっても何ら大げさな話ではないと思います。
前置きはこの辺にして、ここからが本題。
今日はバントサバイバルを使う上での《呪文嵌め》と《無効》の有用性について考えてみたいと思います。
まずはそれぞれのカードの効果。
どちらのカードも、打ち消す対象を限定することによって《対抗呪文》よりマナコストを減らした、テンポが稼げるカウンターとなっています。この辺は、あくまクリーチャーを出して殴りに行く、このデッキに適していると思います。また教主抜きだとUUが結構捻出しにくいというのもあります。
次に、一番重要なところですが、それぞれのカードが主に活躍すると思われる打ち消し先。正直数が多すぎて拾いきれないので、僕の残念な脳味噌がひねり出す、レガシーでよく見かけるカードをピックアップします。
呪文嵌め
・クリーチャー
《タルモゴイフ》《闇の腹心》《クァーサルの群れ魔道士》《各種お魚》
・ソーサリー、インスタント
《Hymn to Tourach》《Sink Hole》《各種願い》《対抗呪文》
・エンチャント、アーティファクト
《相殺》《行き詰まり》《梅沢の十手》《X=2の仕組まれた爆薬》
無効
・エンチャント
《相殺》《行き詰まり》《謙虚》《破滅的な行為》《突撃の地鳴り》《Moat》《血染めの月》
・アーティファクト
《梅沢の十手》《師範の占い独楽》《X≠2および、呪文嵌め警戒した3マナ烈日2の仕組まれた爆薬》《ヴィダルケンの枷》《霊気の薬瓶》
単純に出されたら即死的な意味で重要性が高いのは、《謙虚》《血染めの月》がある分《無効》のほう。
あと、適者の性質上、場にクリーチャーをわらわら展開するので《破滅的な行為》も癌。
また、どうしてもサーチ→展開→ビートと、通常のビートダウンよりも速度が遅く、相手の土地を縛る手段もないため、上記の烈日とマナコストをずらした《仕組まれた爆薬》のプレイはほぼ相手にされると思います。
(こちらのデッキが土地を伸ばしたい構成、かつカナスレのように低コストの高クロックがないので、《目くらまし》がほぼないのがバレている。また、不毛の台地がない時点で《もみ消し》がたいした役目を果たさない。つまり、カウンターとして実質気をつける点は《呪文嵌め》位。《Force of Will》は打たれたらまぁ2:1交換と割り切るしか。)
一方で、呪文嵌めの方のインスタント、ソーサリーがあまり思い浮かばなかったんですが、結構致命的になりそうなのが対アメリカ戦とコンボ戦くらいで、あとはおおよそ《無効》で補える枠だと思われます。
呪文嵌めのクリーチャー枠は、タルモゴイフであればこちらのほうがクリーチャーの展開数が多いためどうにでもなりますし、闇の腹心は少々厄介ですが、梅沢の十手やStPで何とかするといった感じで。
《無効》の採用にあたって、サイドボードのクローサの掌握の存在や、必要ないときにはとことん必要ないといったリスキーな部分も多く含みますが、もともと対クリーチャー戦ではかなりの強さを誇るバントサバイバルにおいて、致命的とされる部分をかなりの数で防いでくれるこのカード、一考の価値はあるかと思います。
本当であれば、メイン呪文嵌め、サイド無効というのがベストなのかもしれませんが、前回対ANTを経験した限り《呪文貫き》がサイドにないと相当きついので、サイド枠が取れない実情がこの背景にあります。
蛇足ですが、自分は《クァーサルの群れ魔道士》が今イチ好きになれないので(帰化内蔵とはいえ、先出しして殴っていると、除去→面倒なエンチャント出される、などいまいちクリーチャーであってもいい点がないので。)、ここの1枚刺しにして呪文詰まりのスプライトを3枚に増量、メイン十手1枚にして、無効を2~3枚差しています。
大会後から少し気になっていた内容を。
以前《呪文嵌め》がその時のメタに合わせて変遷する枠、といった内容を少し書いた気がします。よりアグレッシブに攻めるために《梅沢の十手》や、対コントロールに重きをおいて《呪文詰まりのスプライト》や《ヴェンデリオン3人衆》など。
たかが3枚の枠ですが、されど3枚。大会に出た人は体験したこともあるかもしれませんが、「あー、このカード入れなきゃよかった。」「直前まで悩んだけど、選択肢間違った」などなど。この選択でその日の勝敗が大きく変わるといっても何ら大げさな話ではないと思います。
前置きはこの辺にして、ここからが本題。
今日はバントサバイバルを使う上での《呪文嵌め》と《無効》の有用性について考えてみたいと思います。
まずはそれぞれのカードの効果。
Spell Snare / 呪文嵌め (青)
インスタント
点数で見たマナ・コストが2である呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
Annul / 無効 (青)
インスタント
アーティファクト呪文1つかエンチャント呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
どちらのカードも、打ち消す対象を限定することによって《対抗呪文》よりマナコストを減らした、テンポが稼げるカウンターとなっています。この辺は、あくまクリーチャーを出して殴りに行く、このデッキに適していると思います。また教主抜きだとUUが結構捻出しにくいというのもあります。
次に、一番重要なところですが、それぞれのカードが主に活躍すると思われる打ち消し先。正直数が多すぎて拾いきれないので、僕の残念な脳味噌がひねり出す、レガシーでよく見かけるカードをピックアップします。
呪文嵌め
・クリーチャー
《タルモゴイフ》《闇の腹心》《クァーサルの群れ魔道士》《各種お魚》
・ソーサリー、インスタント
《Hymn to Tourach》《Sink Hole》《各種願い》《対抗呪文》
・エンチャント、アーティファクト
《相殺》《行き詰まり》《梅沢の十手》《X=2の仕組まれた爆薬》
無効
・エンチャント
《相殺》《行き詰まり》《謙虚》《破滅的な行為》《突撃の地鳴り》《Moat》《血染めの月》
・アーティファクト
《梅沢の十手》《師範の占い独楽》《X≠2および、呪文嵌め警戒した3マナ烈日2の仕組まれた爆薬》《ヴィダルケンの枷》《霊気の薬瓶》
単純に出されたら即死的な意味で重要性が高いのは、《謙虚》《血染めの月》がある分《無効》のほう。
あと、適者の性質上、場にクリーチャーをわらわら展開するので《破滅的な行為》も癌。
また、どうしてもサーチ→展開→ビートと、通常のビートダウンよりも速度が遅く、相手の土地を縛る手段もないため、上記の烈日とマナコストをずらした《仕組まれた爆薬》のプレイはほぼ相手にされると思います。
(こちらのデッキが土地を伸ばしたい構成、かつカナスレのように低コストの高クロックがないので、《目くらまし》がほぼないのがバレている。また、不毛の台地がない時点で《もみ消し》がたいした役目を果たさない。つまり、カウンターとして実質気をつける点は《呪文嵌め》位。《Force of Will》は打たれたらまぁ2:1交換と割り切るしか。)
一方で、呪文嵌めの方のインスタント、ソーサリーがあまり思い浮かばなかったんですが、結構致命的になりそうなのが対アメリカ戦とコンボ戦くらいで、あとはおおよそ《無効》で補える枠だと思われます。
呪文嵌めのクリーチャー枠は、タルモゴイフであればこちらのほうがクリーチャーの展開数が多いためどうにでもなりますし、闇の腹心は少々厄介ですが、梅沢の十手やStPで何とかするといった感じで。
《無効》の採用にあたって、サイドボードのクローサの掌握の存在や、必要ないときにはとことん必要ないといったリスキーな部分も多く含みますが、もともと対クリーチャー戦ではかなりの強さを誇るバントサバイバルにおいて、致命的とされる部分をかなりの数で防いでくれるこのカード、一考の価値はあるかと思います。
本当であれば、メイン呪文嵌め、サイド無効というのがベストなのかもしれませんが、前回対ANTを経験した限り《呪文貫き》がサイドにないと相当きついので、サイド枠が取れない実情がこの背景にあります。
蛇足ですが、自分は《クァーサルの群れ魔道士》が今イチ好きになれないので(帰化内蔵とはいえ、先出しして殴っていると、除去→面倒なエンチャント出される、などいまいちクリーチャーであってもいい点がないので。)、ここの1枚刺しにして呪文詰まりのスプライトを3枚に増量、メイン十手1枚にして、無効を2~3枚差しています。
コメント
前回の大会時にお伝えしていた6日大会終了後の神威亭についてです。
流れとしては、大会終了後誰かの車に乗車してもらい神威亭へ移動します。
途中、どこかで買い出しをします。
割勘になるのでいくらになるかはわかりませんが、1人2~3000円程度は掛かると思います。
内容は焼き肉、カレー、酒などになります。
その後はオールナイトでMTGしたりゲームしたり何だりで騒ぐ予定で、帰りは7日20時までなら何時でも構いません。
ただし、帰りは車が1台しかない為、電車で帰らないといけないかもしれません。
仙台駅まで新幹線15分1580円、東北本線1時間740円だったと思います。
是非参加頂きたいですが、無理は言いません。
参加の可否をご返答下さい。
無効は、LEDやベルチャーといったコンボ要素、スタックスやストンピィ系の三玉・るつぼ・杯といった長期戦向けのカードに強いものの、上記の赤い除去系やコンボ関連のスペルが対処できない感があります。
特に、教主・綺羅で場を構築したのに一掃される夢・紅蓮あたりは、特に厳しいかと。
少なくとも、環境に赤と黒が多いなら呪文嵌めの方が無難と思います。
LSを強く意識したいなら無効も仕方ないですが、ボードコンが環境に溢れない限り、呪文嵌めの方が致命的な状況を防げるかな。
取り急ぎ、神威さんからの連絡に関しまして。4surさん、申し訳ありませんがPCの症状が治り次第お返事させていただきます。
>神威さん
レス遅れてすみませんでした。連絡ありがとうございます
参加の有無ですが、せっかくお誘いいただいたので、ご好意に甘えたいと思います。
普段榴ヶ岡には原付で行ってるんですが、6日は徒歩で行くようにします。申し訳ありませんが、大会終了後どなたかの車に乗せていただければ幸いです
翌日ですが、学校に仕事がまだ少し残っているので、午前のうちに帰宅する予定です。電車を使おうかなと思いますので、大会当日に、駅までの道を教えていただけますでしょうか。
きょうじゅさんは私の車に乗って頂く予定です。
帰りは駅まで送りますので、ご安心を。
では、大会で。
仙台にゴブリン以外の赤と黒がたいしていないのと、LS勢がたまに大挙して押しかけてくる歪んだメタなので、どうも無効が優先していた思考でした。
今回はいじる時間もなかったので呪文嵌めで出ましたが、結果的には無効が刺さる試合がほとんどなし。呪文嵌めが刺さる試合がまぁ、そこそこ。一番の利用先はWillの餌でした。青の枚数を十分確保できるのであれば、十手のようにアグロにしてしまってもいいかもと感じました。